午後龍馬生誕180年記念
第31回 龍馬の散歩道 周遊ウオーク
龍馬とお龍が20日間逗留し、二人が踏みしめた大地、駆け抜けた自然や心地よい風、木々の彩りを味わいながら楽しんで歩く。
日時:平成27年7月19日(日)午前9時出発 【船中八策成立の月】
コース
塩浸龍馬公園 – 新川渓谷 – 日之出温泉 – 日之出岩屋 – 和気公園 – 塩浸龍馬公園
塩浸龍馬公園(NPO法人薩摩龍馬会 TEL 0995-76-0007)
午前9時 塩浸龍馬公園に集合 天気は山歩きには最高のくもり時折小雨
出発前に本日の内容と、霧島の坂本龍馬といわれる前田霧島市長の出陣式の挨拶がありました。
年配の方から、小学3年生の男の子25名ほどの参加者で出発!
塩浸龍馬公園資料館裏から山沿いへ、道は狭く
途中、美しい景観の清流を眺めながら、
自然の贈り物「湯」が、川に流れ込む
塩浸の熊襲穴を目指して・・・。
龍馬の散歩道で、今回初めて、塩浸の熊襲穴をコースにとりいれたそうです。
塩浸の熊襲穴の入り口まででしたが、以前は防空壕として利用されたとの事、中はかなり広いらしい。
次の目的地までの道のりは険しかったが、時折見える清流が癒してくれる。
薩摩龍馬会の方々が、案内版を設置していたり、ロープを張り巡らせていたりと、自然の景観を壊さない程度に道を整備してくださっているおかげで私のような素人でも安心して山を散歩できました。
石が積まれている、石には魂が宿ると聞いた事あるが、いったい何の為に積まれたのだろうか?
和気神社についたのは、午後12時半頃 休憩とお食事
和気公園展望台から眺める山々は、時折「龍」が通ったかのごとく、木々がざわついている。
午後からは 塩浸目指して、
先日鹿児島も、梅雨が明けたようだ。
山の木々を眺めながら歩くと、空気が美味しく感じ、歩くことによる健康促進!
山の中は、自然の花屋さん!
7月の今の時期だから見れる山野草
なんと一部だけシダが青い?
龍馬の手紙に書かれている内容を抜粋した看板
出発地の塩浸龍馬公園についたのは、午後15時過ぎ
地元の方が作ってくださった、漬物・栗の甘煮、関平鉱泉の水、コーヒーなどご準備してくださっており、約10キロ山道を散歩して疲れている私たちには、最高のご馳走でした。
今回一緒に散歩した方々との交流もでき、最高の一日を過ごす事ができました。
NPO法人薩摩龍馬会の方々、このような素晴らしい企画をご用意してくださりありがとうございました。
また、機会ございましたら是非参加させていただきたいです。
【塩浸龍馬公園 のご案内】
鹿児島空港より、霧島国際ホテルに行く途中にあります。
営業時間 9時から18時(月曜日は9時から17時※月曜日が祝日の場合は、9時から18時)
休園日 年中無休
温泉料金 大人360円 小人140円
資料館料金 大人200円、小人100円
※10名以上団体割引(大人160円 小人80円)
足湯: 無料
住所 鹿児島県霧島市牧園町宿窪田3606
電話 0995-76-0007
船中八策成立について
いろは丸事件の談判を終えた龍馬と後藤象二郎は慶応3年(1867年)6月9日に藩船「夕顔丸」に乗船して長崎を発ち兵庫へ向かった。京都では将軍・徳川慶喜および島津久光・伊達宗城・松平春獄・山内容堂による四侯会議が開かれており、後藤は山内容堂に京都へ呼ばれていた。龍馬は「夕顔丸」船内で政治綱領を後藤に提示した。それは以下の八項目であった。
1.天下ノ政権ヲ朝廷ニ奉還セシメ、政令宜シク朝廷ヨリ出ヅベキ事(大政奉還)
2.上下議政局ヲ設ケ、議員ヲ置キテ万機ヲ参賛セシメ、万機宜シク公議ニ決スベキ事(議会開設)
3.有材ノ公卿諸侯及ビ天下ノ人材ヲ顧問ニ備ヘ官爵ヲ賜ヒ、宜シク従来有名無実ノ官ヲ除クベキ事(官制改革)
4.外国ノ交際広ク公議ヲ採リ、新ニ至当ノ規約ヲ立ツベキ事(条約改正)
5.古来ノ律令を折衷シ、新ニ無窮ノ大典ヲ撰定スベキ事(憲法制定)
6海軍宜ク拡張スベキ事(海軍の創設)
7御親兵ヲ置キ、帝都ヲ守衛セシムベキ事(陸軍の創設)
8金銀物貨宜シク外国ト平均ノ法ヲ設クベキ事(通貨政策)
以上の八項目は「船中八策」として知られることになる。長岡謙吉が筆記したこれは、後に成立した維新政府の綱領の実質的な原本となった。(Wikipediaより記事引用)