家庭のお風呂や温浴施設で入浴事故で亡くなる方を減らす!年間19,000人もいる入浴事故者

温泉ソムリエ師範の桜井です、今日は定期更新の最終日となりました。
2年以上の長きに渡り、毎日の更新にお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
今後はこちらの場を使わせていただき、霧島国際ホテルの美味しい味覚、日本酒について不定期更新をしてまいります。
今回は一番大切な入浴法を皆様にお伝え致します。

入浴中に亡くなる方の数は、なんと年間に約19,000人です。
正式な統計がないので約としましたが、いずれにしても交通事故の4~5倍も年間で入浴中に亡くなっています。
その中でも冬に亡くなる高齢者だけでこの80%を占めます。
原因は、入浴による血圧の急上や急な血行促進により血管が詰まったり破れたりすることによります。
具体的には脳卒中や心筋梗塞といった症状によります。
特に冬は外気温の低さとお風呂の熱さの温度差がいけないとされています。
その理由として体が冷えている状態で熱いお湯につかるので、血圧が急上昇しやすいのです。
では、どうしたらこのような不幸な事故が防げるのでしょうか?
外気温の低さとお湯の熱さの温度差がいけないのですから、脱衣場や浴室を暖めて、お湯の温度を下げればいいということになります。
脱衣場は暖房で暖め、浴室は熱いシャワーを壁にかけたり浴槽に蓋をしないで浴室に蒸気を充満させたりなどするとよいでしょう。

昔は家で一番偉い人から順番にお風呂に入るという習慣がありましたがお湯を沸かした直後はお湯が熱く、浴室が暖まっていませんので高齢者の一番風呂はよくありません。
また、入浴前後の水分補給と充分な「かけ湯」も大切です。
血液粘度が高い、いわゆる「ドロドロ血」の状態ですと血管に負担がかかりやすいので、入浴後だけでなく入浴前にも水分を補給し、「サラサラ血」の状態をつくっておきましょう。
入浴15分前に水分補給をするのが効果的です。
「かけ湯」は入浴前に体にお湯をかけて体を充分に温めるためのものです。
足先など心臓の遠くから順に「かけ湯」をしていきましょう。
さらには、かけ湯で体が温まったからといってジャボンと急にお風呂につかるのでなく、ゆっくり入り、ゆっくり出るというのも入浴のコツです。
入浴で大敵なのは急激な温度変化だけでなく、水圧による負担もあります。
さて、高齢者に迫る入浴中の危険は、脳卒中や心筋梗塞のような血管系の疾患だけではありません。
入浴直後は血圧が急上昇するのですが、体が温まると血管が広がり、逆に血圧が下がります。
これにより入浴中に意識を失い溺死することもあるのです。
正しい入浴法は最高の健康法の一つなので、入浴中の不幸な事故には気をつけましょう!

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